「やすかずん」1stソロアルバム発売前レビュー!

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しばらく休止中の「なのにン」相方であり、長年来のメタル友達(メタ友)である「やすかずん」の1stソロアルバムの発売が、いよいよ来月にせまりました!

先日ミックス中のデモ音源をチラッと聴かせていただいたので、

購買意欲を刺激するべく、メタルなレビューをマジメにしてみたいと思います。

ゆく / 田部井泰和

78点

このアルバムは一応「クラシックギターによるインストアルバム」ということになるのだが、勿論クラシックではないので所謂クラシックギターアルバムを期待して買ってはいけない。
クラシックの常套句である「笑顔で楽器を持ったポートレート風ジャケット」に似ているが、よく見て欲しい…彼は笑っていない。

では癒し系ナイロン弦サウンド(BGMにもなっちゃうぞ〜)か?というとこれも違う。グイグイ前に出てくる彼の音は、バックグラウンドに回る気はさらさらないように思われる。この音楽を聴き流すな!という意思の表れに違いない。

かなりテクニカルな曲も収録されているが、そういうアルバムかと聞かれるとやはりこれもなんか違う。

全体に流れる空気感や精神性は、アコースティックなアンビエントブラックに近いが、それにしては時折見せるテクニカルミーハーフレーズが邪魔をする。

さらに言えば、このアルバムにライブで見る「やすかずん」が100%パッケージされているかというと、彼のスタイルとスタジオアルバムという性質上それも難しい。
なので「やすかずん」というジャンル的にも78点だ。

彼の作り出す音楽はどのジャンルに分類するのも不可能であるがため、78点を付けざるをえない。彼を評価する基準がないのだ。

強いて言うならば、アコースティックアルバムでありながら、属さない、縛られない、許容する、というメタルな精神性を体現したアルバムと言うこともできるが、

そんな言葉ではくくれないくらい、どこから見ても王道ではないこのアルバムは、すべてのジャンルの人間に新鮮な驚きを提供してくれるだろう。

「やすかずん」を知っている人間にもだ。

さあ、Amazonの予約ボタンをポチッと押して、未知の世界へ旅立つ準備をしよう!

※げんを担いでBurrn!敵に当たりの多い78点にしました^_^

みなさん、「やすかずん」ファーストソロアルバム、オススメです。

よろしくお願いします!