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アルベニスの「グラナダ」
「皆さんご存知の」と言ってしまってもいいくらい、特にギターではそのくらいスタンダードな曲です。
さて、ここで突然ですが、皆さん誰の編曲で弾かれてますか?
色々な人が編曲されてますし、俺編(自編)という方も多いのではないでしょうか。
自分で編曲された方は既にお気づきかもしれませんが、
f moll(原調で)に転調してから10小節目(属7のところ)の「ミ」のことです。
小節頭の「ミ」はもちろんナチュラルとして、次の三拍目頭の「ミ」が「e」か「es」か?
という話をしたいと思います。
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目次
動画で検証
「es」の方
「e」の方
上記の動画のようにピアノの楽譜ですとそのまま「ミ」になっている版が多いようです。
音楽理論的にはどうなん?
じゃあ「ミ」じゃん!と言いたいところですが、ピアノでも♭で弾いている人が結構いるんですよね。
旋律的には、次の小節の主和音五度にミ→レ♭→ドと解決しますので、ミは♭にして増二度を避けた方が流れは良いように思われます。
しかし、曲の背景や曲名などを考えると、あえてナチュラルにしている可能性も少なくありません。
ギターとかはどうなん?
そんなわけで、ちょっと気になりましたのでYouTube(便利ですねぇ)で検索してみましたところ、どうもギターは「es」で弾かれている方が多いようですね。
セゴビアやロメロあたりは「es」、マリア・ルイサ・アニードやクローニンゲンギターデュオあたりが「e」でした。
ちなみに、スペインの指揮者、作曲家のRafael Frühbeck de Burgosが管弦楽に編曲しているのですが、そちらは「e」になっておりました。
そんな私は「e」に一票。でも自分が弾くなら「es」にしちゃうかも。
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