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マルチサンプル音源【Heat Up 3】や【Sektor】シンセなどで知られるドイツのデベロッパー Initial Audio の新製品【Dynamic Eq】の紹介です。
Dynamic Eqはマルチバンドコンプレッション機能を備えたパラメトリックイコライザーで、その名前の通り俗に言うダイナミックEQというやつです。
クールなGUIと説明書いらずのシンプルな操作が特徴の、日常的なトラック処理でガンガン使っていけるプラグインとなっています。
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目次
Dynamic Eq の特徴と機能紹介
基本操作
ダブルクリックでポイントを追加。(最大16バンドまで増やせます。ちなみに各バンドは勝手に色分けしてくれます。)
順番など気にせず好きなところに追加できるから個人的にこのタイプが好きです
操作ウィンドウは選択したポイントの側にくっついてくるタイプですので、画面を広く使え、マウスポインタの移動も少なくなるのが特徴です。
各バンドは、Low Cut、High Cut、Peak、Low Shelf、High Shelfから選択、Q幅はマウスホイールでも調節できます。
コンプレッサー
内臓されたコンプレッサー部分のアルゴリズムは同社の【IA LA1】と同じもので、クリアで滑らかなコンプレッションが得られます。
ちなみにウィンドウの中をいじる時は画面右下で拡大したほうがやりやすいです。
スレッショルドの横にはレベルメーターとスレッショルド値に対応したバーが表示されますので、視覚的にも確認できて便利です。
リダクションとは逆にそのバンドを強調させたい時はExpandボタンを押すとカットからブーストにモードが変わります。
Expanderじゃないよ
GUI
Schemesでプラグインの見た目をガラッと変えることができます。
どれもカッコいいので飽きてきたら変えましょう。
なんとなく新鮮な気持ちになれるよ
CPU
トラック処理で気軽に使いたい系EQで気になるのはやっぱりCPU負荷ですよね。
とりあえずTokyo Dawn Labsの【TDR Nova GE】(レビュー記事はこちら)と同じような設定にして比べてみました。
両方ともコンプレッションありでDynamicEQの方はExpandも使っていてこの結果ですので、だいぶ軽い方ですね。
軽いは正義!
参考動画
まとめ
ダイナミックEQプラグインの中にはちょっと操作がめんどくさいのもありますが、Dynamic Eqは無駄な機能もなく非常に使いやすくまとまっています。
軽いし動きも滑らかで、音的にも変なクセがなく十分なクオリティを備えていますので普段使いのEQとしてもとても使いやすいプラグインです。
各トラックに「とりあえずビール」感覚でインサートできるようなEQプラグインをお探しの方はぜひお試しください!
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