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LEWITT(ルウィット)はオーストリアの比較的新しい会社で、高性能かつコストパフォーマンスに優れたマイク及びその周辺機器を展開しています。
お値段以上な会社って感じです。
ちなみに社長のローマンさんは元AKGらしいです。
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目次
録音してみた
今回紹介するLEWITTの「LCT 240 PRO」はけっこう前に買ってあったのですが、最近なんやかんやで時間ができたためまずはクラシックギターを録ってみました。
こちらのマイクポジションはこのくらい
こちらはもうちょい離してこの辺り
(クラシカルなものを録るならもうちょい離れてもよかったかもしれません)
もうちょい録り方を詰める必要がありそうですが、かなりいい感じに録れますね。
高性能でコストパフォーマンスに優れた製品を展開するオーストリアのLEWITT。 使い勝手の良いコンデンサーマイク「LCT 240 PRO」の使用感をレビューします。公式サイトでの特徴紹介
日本での代理店であるMedia Integration, Inc(MI)の「LCT 240 PRO」紹介ページではこのように紹介されています。
- ヴォーカルから楽器までマルチに使用可能
- エントリーユーザーにも優しい容易な操作性
- ファースト・クラス・レスポンス
- 細かなニュアンスまで逃さない透明なサウンド
- 高耐音圧 (142dB SPL)
実際使ってみた感想
ヴォーカルから楽器までマルチに使用可能
癖が強い尖った音質ではないので、これ1本あれば一通り違和感なく録れます。
最初の一杯に最適な「とりあえず生で」なマイクと言えるでしょう。
エントリーユーザーにも優しい容易な操作性
何かを何かして何かするようなスイッチ類は一つもついていません。オーディオインターフェイスにつなげればすぐに使えます。
使えなかったらマイク以外の設定などに問題があります。わかりやすいですね。
また、コンデンサーマイクってけっこう取り扱いが大変だったりもするのですが、この製品は頑丈なのもウリらしいので、その辺も初心者やとにかく使い倒したい人には向いてると言えるでしょう。
どれくらい頑丈かはテストしてませんので、あくまでもらしいということで。(防水って書かれても水を避けちゃうチキン野郎なもので、あしからず)
ファースト・クラス・レスポンス
反応も非常にいいので、アタック感をだしたいものも大丈夫です。
ただ、私くらいの方向性なら問題ありませんが、よりクラシカルなものをやりたい方には少しアタックが強く感じるかもしれません。
細かなニュアンスまで逃さない透明なサウンド
小さい音もしっかり拾ってくれます。
上記の動画でも、椅子のきしみ音もがっつり拾ってくれました。(次はちゃんとした椅子で録ろう)
音質はどちらかというとクリア系で、良くいうと透明感がある、締まっている、タイトな感じ。
悪く言うと暖かみがない、ふくよかさがない、味気ないみたいな感じでしょうか。
ま、あくまでも傾向くらいでそんなに振り切れているわけではないので、この辺はちょっとした好みかな。
高耐音圧 (142dB SPL)
繊細な音の反応も良好ですが、でかい音の耐性もあるので、アンプの前にも安心して置けます。
最近はアンプシミュレータもかなり進んでますが、やっぱりマイクで録った方が味があるし、なにより弾きやすいですね。
周波数特性
低音がモコモコせず抜けがいい系の音で録れるので、ミックスなんかでも扱いやすいと思います。
あとは、高音の特性的に、ギターなんかですとちょうど爪が弦にあたる音の辺りですので、ソロギターのネイルアタックは綺麗に録れる反面、間違って当たっちゃった音も綺麗に録れます。
ストロークやジェントな歪みなんかには文句なしに良いと思います。
逆にジャジーなフルアコサウンドとかだとちょっとイメージに近づかないかもしれません。
まとめ
- 種類かの楽器を録りたい
- ミックスなんかもやる
- どちらかというとクリアな音が好き
- バランス重視
という方に向いているマイクです。
- 特定の楽器しか録音しない(ボーカルだけとかピアノだけとか)
- やるジャンルはほぼ固定されている
- とにかくこういう音質で録りたいという明確な音がある
という狙いがはっきりしている方には向かない、とまでは言いませんがもっと最適なマイクがあると思います。
音質、お値段、扱いやすさのバランスがとても良いので、一点特化のプレイヤーの方よりとりあえず一本欲しいっていうビギナーの方や、色々録る可能性のあるクリエイターの方におススメできる一本ですねグッド!
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