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世の中には、ジャズ風クラシックとか、演歌風メタルとか、ジャズ風ロックとか、逆にロック風ジャズとか…○○風○○みたいな曲がいっぱいありますよね。
以前もチラッと書きましたが、「クラシック風ジャズ」と「ジャズ風クラシック」は同じようで違うのですね~
二郎インスパイアラーメンとラーメンインスパイア二郎みたいな(違うか)
ま、解釈は自由なので、それをどのように弾いてもそれなりの良さはあると思いますが、その曲が元々持っているものでアプローチしたほうが音楽的にも技術的にも自然でやりやすいかと思います。
目次
ディアンスの「フォーコ」
ソナタの終曲ですが、単品で演奏される機会の方が多いクラシックギターの人気曲ですね。
これはジャズロックの影響を受けていますが、ベースはクラシックなのでクラシック的なアプローチが自然です。(ご本人はそう弾いていますよね)
このリブラソナチネは一楽章とかインド風ですが、全楽章通してインド音楽に影響を受けたジャズロック系音楽からの影響がみられます。
インド風ロック風ジャズ風クラシックみたいな(ややこしい)
マハヴィシュヌオーケストラとか聴いてみると雰囲気分かるかも?
シネーシの澄み切った空
これも同じようなくくりに入れられがちですが、これもご本人演奏↑を聴いてもらえると分かるように、これはカンドンベのリズムを取り入れたフュージョン作品です。
できたらアドリブとか入れながら弾きたいところですね。
ラルフ・タウナー
一応クラシック出身のギタリストですが、作品は完全ジャズ系。
相変わらずメイン楽器はクラシックギターですが、中身はすっかりジャズフュージョン系だと思っていいでしょう。
たまにアコギや12弦、ピアノなんかも弾きますよね。
フレデリック・ハンド
一方こちらは微妙なところ。
作品はかなりそっちより(曲によるけど)ではありますがクラシカルなベースもそのまま残ってますので、わりとバランス良く融合された感じかもしれません。
ご本人の演奏もそんな感じですよね。
アンドリュー・ヨーク
ハンドとはちょっと作風は異なるものの、こちらもやはり曖昧な感じですね。
やはり曲によりますが、けっこうどちらともとれない作りをしています。
有名なサンバーストとか、バリバリのクラシックアプローチも、ノリノリポピュラー攻めもちょっと違う感じ。
ご本人演奏はどちらともとれないような感じですが一番自然です(当たり前か)
バーデンジャズ組曲
そんな話の流れからいくと、こちらも名曲です。
タイトル通りバーデン・パウエルリスペクトな感じですね。
ギターに限らないですが、楽器奏者が作った作品は曲本来のノリやフレージングで弾くと弾きやすいので、行き詰まった方は気にしてみるといいかもしれませんね。
特に最近の曲はYouTubeでご本人演奏が聴けたりしますので、参考にすると良いと思います。
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