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サブベース特化インストゥルメント【SubLab XL 】のように、おしゃれなデザインとシンプルかつ実用的なプラグインを展開しているデベロッパーFAW(Future Audio Workshop )のソフトウェア・シンセサイザー【Circle2】を紹介します!
マニュアルいらずの簡単操作(てかほんとにマニュアルない、メーカーに言えばくれるらしいけど)で、多機能だと挫折しそうなシンセ初心者や、サクッと音を作りたい玄人なんかにおすすめのシンセとなっております。
めちゃくちゃ拘れる超多機能シンセではありませんので万能感はありませんが、「普段使いにはこれくらいでちょうどいいのかもな」と思わせてくれるツボを押さえた逸品ですね。
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目次
Circle2 の特徴と機能紹介
オシレーター
オシレーターは4機(アナログ、ウェーブテーブル、VPSの3タイプから選択)+ノイズとフィードバックという構成になっております。
VPS(Vector Phase Shaping)というあまり見ない方式のオシレーターがこのシンセの売りの一つになっています。
フェイズ・ディストーションに近い技術みたいですが、これがX軸とY軸の二つしかコントロールがないのに非常に多彩なサウンドを作れていいですね。
モジュレーションとの組み合わせもかなり楽しく、結構ぶっ飛んだサウンドもいけます。
ウェーブテーブルもシンプルですがモーフィングとかもちゃんとできてかなり良いですね。
ちなみに、ヴォイスを増やしたり、オシレーターごとにパンを振ったり、デチューンさせてステレオ広げたり、といった機能はありませんので、その辺はオシレーター重ねたりエフェクトで対応する感じになります。
ミキサー〜フィルター
フィルターの前後にEQやらフォルマント・フィルターやら色々かけられます。
フィルターはデュアル・フィルターも選択できます。それぞれのフィルターをモジュレーションで動かせますので、幻想的なパッドやリズミカルなシーケンスなど、かなり使えます。
モジュレーション
モジュレーションは5機(エンベロープ、LFO、シーケンサーの3つから選べます)搭載されていますが、一番上はアンプのエンベロープとして使うことがほとんどだと思います。
ADSRの各パラメーターを動かしたり、LFO同士を繋げて異なる波形をモーフィングさせたり、モジュレーションのルーティングも割と柔軟にできます。
アサイン方法はドラッグ&ドロップ方式でめちゃくちゃ簡単で分かりやすいです。
エフェクト
エフェクトスロットは3つあります。
ディレイ系が充実してますね。
もちろんエフェクトにもモジュレーションをかけられますよ。
シンプルなアルペジェーターも付いています。
プリセット
プリセットもかなりシンプルな仕様です。
年代別の分類とか面白いですね。
意外と昔っぽいシンセサウンドの方が得意なんじゃないか?ってくらい良い味出してきます。
参考動画
まとめ
非常にシンプルで簡単に音作りできるため、ちょろっと欲しい音を作ったりするのに向いているシンセです。英語分からなくてもテキトーにいじっていれば使えるようになると思います。
出音はゴリゴリの今時サウンドを期待するとちょっと線が細く感じるかもしれませんが、逆に扱いやすい音とも言えるかもしれません。一昔前のハードウェア・シンセっぽい謎の懐かしさもあります(プリセットのせいだけではないはず)。
CPU負荷も高くなく、イニシャライズボタンがパッと手の届くところにあるのも嬉しいポイントです。
正直今の流行りのサウンドではないかもしれませんが、扱いやすさとツボを押さえた機能、味のある音で個人的には気に入りました。
ぜひ試してみてください!
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