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ハイクオリティなサウンドと使い勝手の良さが特徴のプラグインで、業界標準といってもいいくらい多くのアーティストやエンジニアの支持を得ているメーカー FabFilter。
今回はそんなFabFilterのコンプレッサー・プラグイン【Pro-C 2】を紹介します!
音が良いのはもちろん、豊富な機能と圧縮モードを備えておりミックスからマスタリングまで幅広くこなしてくれる万能コンプです。(とりあえずこれがあれば間違いないってやつ)
機能の多さとお値段に初心者の方はビビるかもしれませんが、ちゃんと長く使える基準となる1台が欲しいという方にはおすすめですよ!
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目次
Pro-C 2 の特徴と機能紹介
2通りのGUI
モダンなディスプレイをオンオフすることで、2通りのインターフェースを使い分けることができます。
クラシックなアナログ・コンプレッサー風。私はこちらを使うことが多いです。
視覚的な情報に惑わされず、耳で心地よいポイントを判断したい時に有効ですね。
ディスプレイがメインになるモード。
「なんか良くなった気がする」というバイアスに誤魔化されないよう、しっかり視覚的にチェックしたい時に有効です。
各パラメーターの働きがいまいちイメージできない方の勉強にも良さそうですね。
ディスプレイでは、入力されたオーディオ信号と処理されたオーディオ信号、およびゲインリダクションをチェックできます。
また、スレッショルド、レシオ、ニー、レンジが反映されるKneeディスプレイはオンオフ可能となっております。
8つのコンプレッションスタイル
一口にコンプといっても色々な方式のものがあり、それぞれ音や用途が変わってきます。
そういうのをモード切り替えることにより1台でカバーしちゃおうぜっていう欲張りな機能がこちら。
- Clean・・・フィードフォワード方式の歪の少ないオールラウンドなタイプ。
- Classic・・・フィードバック方式のヴィンテージ風サウンド。
- Opto・・・スローでソフトニーなオプト・スタイル。
- Vocal・・・もちろんボーカル・トラック向け。ニーとレシオの自動設定で動作。
- Mastering・・・透明で高調波歪みを発生させないタイプ。高速トランジェントも捉えることができます。
- Bus・・・バス処理向け。心地よくまとめてくれます。(Glueってやつですね)
- Punch・・・色々なものに使いやすいアナログ風コンプレッション。
- Pumping・・・ディープでオーバーなパンピング。今風な音楽に最適。
特徴は変われどFabFilterっぽい音であることには変わりありませんので「これがあればもう他はいらないよね」とはなりませんが、幅広い用途に対応できるのは確かです。
豊富なコントロール
しっかりトランジェントも捕まえられる先読み機能Lookahead、圧縮した状態をキープできるHold、コンプのかかり方の硬さを調節するKnee、ゲインの最大変化量を制限できるRange、CPUを犠牲にした界王拳Oversampling、M/S処理も可能な高度なサイドチェインなど、基本的な機能は網羅しています。
アタックタイムは0.005msと非常に速いのまでいけます。
リリースはオートモード搭載。
オートリリースをオンにした状態の時、リリースノブでオートリリース機能の影響を調節できるようになるというオマケ付き。
オートゲインも付いていますが、私はもっぱら手動ですのであまり使っていません。
Dry/WetのゲインコントロールはMidとSideのバランスも調整できるようになっています。
使いやすいサイドチェイン機能
ステレオリンク、M/S処理、EQなどの高度なサイドチェーン機能を備えています。
サイドチェイン・パネルの開く/閉じるがそのままオン/オフ機能になっています。
Auditionボタンで、フィルタリングとステレオリンクが反映された音を聴きながらコンプレッションを適用したい部分を細かく詰めていくことが可能です。
Stereo Link スライダーは、真ん中でステレオリンク状態、左に振り切ると非リンク状態、右に振り切るとMidだけとかSideだけとかにできるような仕様になっています。
Mid信号にトリガーをかけ、Side信号にコンプレッションをかける(またはその逆)なんてこともできますよ。
EQは3バンドで、Midバンドは両側を狭めた時に勝手に中心が盛り上がるオートモードも選べます。
Pro-Q3とかと一緒で複数バンドを選択して一気に動かすこともできますので、狙いたい音を探してスウィープすることもできます。
EQとステレオリンクで音源の特定の部分のみを狙って圧縮かけることが可能ですよ。
CPU負荷
Pro-C2のすばらしいところは高品質なのにめちゃくちゃ軽いことです!
1撃必殺系ならともかく、トラックにがんがんインサートしていく系のプラグインにはとても大事なことですよね。
こちらは、とっても軽くて使いやすいKlanghelmのDC8C3です。
と、だいたい同じくらいですね。
だいぶ軽い方だと思います。
参考動画
まとめ
といった感じで、非常に盛りだくさんの機能と高いサウンドクオリティ、なのに軽いという夢のようなコンプです。
私も使用頻度の高いコンプの一つとして普段からお世話になっております。
唯一のネックは、ちょっといいお値段な上にセールの頻度も割引率も高くないことでしょうか。
ただ、下手に色々なコンプに手を出すよりは、思い切ってPro-C2を買って、足りない部分があれば補う感じで他のコンプを足していく方が結局は安上がりだったりするかも?
FabFilterは無料のお試しもありますので、じっくり使い倒してみるのがオススメです。
実際に作っている曲とかで試すと、あまりにもいい感じに仕上がった時にもう購入せざるをえない状況になりますので、そこだけは気をつけてくださいね!
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