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ヴィンテージ・シンセやエフェクトのエミュレート・プラグインからハードウェアまで幅広い製品を展開しているArturiaのソフトウェア・シンセサイザー【Pigments】の紹介です。
モダンなサウンドとインターフェースを持ち、Arturiaのノウハウを詰め込んだような多機能さであらゆるサウンドデザインに対応できるシンセとなっております。
色々なジャンルに使えるメインシンセが欲しい方にピッタリだと思います!
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目次
Pigments 3の特徴と機能紹介
とにかくできることが沢山あるため、「お、これは」と思ったところをセクションごとにざっと紹介していきます。
エンジン
音作りの基本となるメインのエンジンはアナログ、ウェーブテーブル、サンプル、ハーモニックの4つで、そこにノイズジェネレーターとサブオシレーターまたはモジュレーターとして使えるユーティリティ・エンジンが加わる形です。
アナログオシレーターは3機で、モジュレーターもしくはオシレーター2をオシレーター1にルーティングすることによりFM的な音作りもできるようになっています。
ノイズのカラーも豊富ですし、ユニゾンモードにJPのSuperSawもあるのが良いですね。
個人的に一番気に入ったのがこのウェーブテーブルのエンジンです。
下に並んでいる、Frequency Modulation、Phase Modulation、Phase Distortion、WaveFolding、の4つで多彩な音作りができます。
特に、一般的なFM(Frequency Modulation)のイメージに近い位相モジュレーションができるのが良いですね!
オリジナルのウェーブテーブルも作成できますよ〜
サンプラーエンジンもめちゃくちゃ凝ってます。
なんといってもグラニュラーエンジン搭載しちゃってますからね。
ちなみにサンプルの選択を視聴しながらできるのがちょっとしたことですが便利です。
さらに、複数のサンプルをブレンドしたり、キーやベロシティで分けたり、さらにローテーションで鳴らすラウンドロビンもできちゃいますよ。
基音に対してどう倍音をプラスするかで音作りをするタイプのエンジンですが、このタイプが搭載されているシンセは少ないので貴重ですね。
基本的な使い方としては、PARTIALSでのせる倍音数を決めてRATIOで倍音の間隔を調整、SHAPEで倍音を彫刻してIMAGINGで倍音のステレオを広げるような感じです。
フィルター
フィルターは二つで、有名どころのアナログフィルターを使えるのがヴィンテージ・エミュレーションのArturiaならではですね。
2つのフィルターはルーティングを直列、並列など変えられ、さらにフィルター1と2を別々のエフェクトスロットへ送ったりすることもできます。
モジュレーション
モジュレーションを組むのがすごくわかりやすいのも特徴の一つです。
ソース側をクリックした後割り当てたいターゲットのノブ周りをドラッグして範囲を決めるか、逆にノブのところのプラスボタンをクリックしてモジュレーションソースを選ぶか、どちらでも設定できます。
「あれ、これってLFO1だっけ2だっけ」みたいな時も、上画像のようにノブにポインタをあてるとモジュレーター側が光りますし、下画像のようにモジュレーター側をクリックしても割り当て先が一目でわかるようになっています。
エフェクト
エフェクトもArturiaらしくヴィンテージシンセからの流用などもあり強力なものがそろっています。
スロットはABとAUXの3つで、AとBのルーティングは変えられるようになっています。
シーケンサー/アルペジェーター
シーケンサー、アルペジェーターともにパラメーターごとのレーンを持っており、ランダム機能でちょっと変化をつけるだけでなんか良い感じになってしまう優れもの。
さらに、上記の画像のように各レーンの長さをバラバラにして複雑なパターンにするのも面白いです。
プリセット
プリセットは定番のドロップダウンメニューと、
専用のブラウザから選択できます。
タグ検索なんかもできるのでプリセット管理も楽ですね。
参考動画
Plugin Boutiqueによるプリセットを使った曲の作り方と、ボーカルをPigmentsに取り込んでグラニュラー処理する方法の解説動画です。
まとめ
サウンド面ではハードウェアの良さを取り入れつつも、機能やワークフローの面ではソフトであることの良さを最大限生かしたシンセだと思います。
結果、非常に多彩な機能を持ちながらも複雑すぎないワークフローを保っています。
とはいえ、直感的にサクサク使っていけるとは流石に言えないため、アナログシンセの延長のようなものを期待している人には向かないと思います。
定番のSuperSawから幻想的なパッド、複雑な効果音など、音作りの幅はめちゃくちゃ広いため、「使いこなせれば無敵」感がすごいです。
個性的なシンセをケースバイケースで使い分けていきたい人はスルーでも良いと思いますが、メインで使うシンセとしてはクオリティ、対応できるジャンル、CPU負荷どれをとってもオススメできる逸品です。
マニュアル(公式日本語マニュアルあり!)片手にじっくりマスターする価値はありますので、ぜひトライしてみて下さい!
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