気持ちのいいアナログサウンドながら超低負荷のマルチバンド・VCAコンプレッサー・プラグイン!Audiority【PolyComp】使い方&レビュー

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ギターのアンプやコンパクト・エフェクターのシミュレーターを中心に、ちょっとマニアックながら絶妙なところをついたプラグインを開発しているイタリアのメーカー Audiority

今回紹介するのは、そんなAudiorityの中でも非常に評価の高いマルチバンド・コンプレッサー・プラグイン PolyComp です!

PolyComp は3バンドのVCAコンプレッサーで、Audiorityならではの気持ちのいいアナログサウンド超低負荷のCPU効率が特徴です。

非常に気軽に使え、バストラックマスタリングからループの処理まで大活躍しますよ!

PolyComp の特徴と機能紹介

コントロール

使い方は至って簡単なので、コンプをいじったことのある方は初見で使いこなせると思います。

PolyComp は2つのクロスオーバー・フィルター(左側のでかいノブ)で3つのバンドに分けます。

ので、ハイとローの帯域を設定するとミドルが、逆にミドルの帯域を設定するとハイとローが自動的に決まります。

各バンドはソロで聴きながらそれぞれ狙いたい周波数帯域に合わせましょう。

各帯域はスレッショルドレシオリリースゲインというお馴染みコントロールに加え、エフェクトのオン/オフバンドのミュートを切り替えるスイッチを備えています。

ちゃんとオートリリースもついてますよ。

あとは、検出のモードをPEAK(ピーク)とRMS(平均値)から選択できるスイッチとDry/Wetミックスバイパススイッチという構成。

通すだけ

コンプレッションの量は、各バンドのスレッショルドと下にあるインプットの量でコントロールできます。

スレッショルドはあまり動かさずにインプットでガッツリ突っ込んで引っ掛けるのもありです。(よりドライブしたサウンドになります)

ちなみに、スレッショルドにかからないように(かからないくらい、またはスレッショルドで調整)インプットをあげて、アウトプットで元のレベルにそろえる、いわゆる通すだけもかなり良い感じになるのでオススメですよ。

CPU

CPU負荷は思わず二度見するレベルで軽いです。

アナログハードウェア・インスパイア系のバスコンプってだいたい負荷が高めな印象がありますが、いったいどんなマジックなんでしょうか。

紹介動画

テキトーなループにかけてみた(デモ動画)

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まとめ

このPolyComp、実はこちらのランキングにもしれっと入っています。

上記のランキングでは他に人気のある定番コンプがずらっと並んでいるので正直半信半疑なところはありましたが、実際使ってみると納得です!

お財布とCPUに優しいからといって侮ってはいけませんね。

サウンド面に関しては、ちゃんとアナログっぽいサチュレーション感がありつつも、そこまでクセは強くないので割となんでもいけます

マスタリングでクリアかつ滑らかなサウンドを求めるのなら違うかもしれませんが、適度な色付けやパンチ、厚みを加えたり、またリードやリズムを前に出したりといったバランス調整などの用途にはピッタリだと思います。

ちなみに、軽いので個別のトラックで使うのもアリですよ。

使わないバンドはバイパスできるので、特定の帯域を狙って1つのバンドだけ使うということも可能です。

かなり使えるコンプですので、お値段以上に活躍してくれるでしょう。

ぜひチェックしてみてくださいね!

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