ギターと言ったらチョーキング
今回はベンドの基礎練習です。
あ、日本ではチョーキングっていうんだっけ?(うざ!)
メタルマスターみたいに英語を英語に訳すって日本人よくやるよね。
知ったかしたい人は使ってください。
さて、チョーキングの練習というとピッチ(音程)を正確にとれるようにするものが多いと思いますが、今回はチョークアップとダウンの練習の仕方を紹介します。
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目次
チョーキング(ベンド)の基礎知識
では練習をやる前に、ちょっと基本的な知識の部分をおさらいしておきましょう。
ベンドとは?
音をグイーンと曲げる。
まあ要は歌でいうところのしゃくりやポルタメントを実現するためのテクニックの一つです。
ですので、
チョーキングがうまくできる = ギターでしゃくりやポルタメントをカッコよく表現できる
ということになります。
楽譜の表記
日本式の楽譜の書き方ですと、
- cho. = チョーキングする
- U = 上げる(アップ)
- D = 下げる(ダウン)
この辺がよく使われます。
※h(ハーフ)のようにどれぐらい上げるかの表記もありますが、この記事では触れません。
ダウンとアップのバリエーション
上げ方のニュアンスはたくさんありますが、それを抜かしてアップ(上げる音)とダウン(下げる音)の組み合わせだけで言うと次の4パターンしかありません。
- アップを入れて、ダウンは入れない
- アップは入れないで、ダウンを入れる
- 両方入れる
- 両方入れない
よくある間違い
スコア(タブ譜)を見ながら練習している時のよくある間違いは、D(ダウン)と書いてないのに下がる音が入ってしまったり、choと書いてないのに上げる音を入れてしまうことです。
choしか書いてなかったら下げる音は入らないと言うことなので注意しましょう。
(入れたほうがカッコいいと思って入れるのはOKです!)
練習の仕方
上げ下げのニュアンスというのは色々ありますので聴いてコピって耳で覚えていくしかありませんが、テクニックとしては上げる音と下げる音をいい感じにカットできるように練習しておくといいでしょう。
カットの仕方(音の止め方)
アップの方は上げてから弾けば上がる音は入りませんが、ダウンや連続してやる場合はそうもいきません。
そこで音を一旦止め(ピックストップや手のひらなどでミュートし)てから戻したり上げたりする感じになります。
連続してやる場合はピッキングとほぼ同時のタイミングで上げ下げすることもありますが、これも厳密にはピックストップなのかもしれません。
エクササイズ
というわけですので、上げる音と下げる音を自由にコントロールできるように、音をカット(いい感じにミュート)する練習をしましょう。
つまり、上記の4つのパターンの最後の「上げる音も下げる音も両方入れない」ができればOKってことです。
参考動画
大事なのはよく聴きながらやることです。
動画ではわかりやすくスタッカートっぽく音を切っていますが、もっとギリギリでミュートしてレガートに近づけたりしてもいいですね。
というわけど、チョークアップとダウンの基礎練習でした。
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