４つの検出モードで色々な音源に対応できる使いやすいコンプレッサー・プラグイン！Black Rooster Audio【KH-COMP1】レビュー

手頃なお値段で高品質なヴィンテージ・エミュレート・プラグインを展開しているドイツのメーカー Black Rooster Audio。

今回はそんな Black Rooster Audio オリジナルの KOEN HELDENS シグネイチャー・コンプレッサー【KH-COMP1】を紹介します！

トラックの処理からバストラックの調整まで使え、いい感じの色付けやパンチが得られるレベリングアンプ／コンプレッサーです！

参考

DTM用語集（11/1更新）

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KH-COMP1 の特徴と機能紹介

Koen Heldens とは？

Koen Heldens はアメリカを本拠地にヒップホップなどで活躍しているミックスエンジニアです。

XXXTentacionのこの曲でギネス記録も持っているみたいですね。

コントロール

基本的なパラメーターがそろっています。

かなり早いアタックにも対応していますよ。

どのツマミも特徴がわかりやすくはっきりとした効き方をしてくれますので、音を決めるのは楽に感じます。

サイドチェイン・フィルター

ローパスとハイパスフィルターでそれぞれにQ調整が付いています。

本格的なEQが搭載されているような今時のサイドチェインフィルターに比べるとシンプルなものですが、これが意外と使いやすいです。

フィルターかけた音を聴くボタンと、フィルターで除外された音を聴くボタンもありますのでフィルターの設定もやりやすいですよ。

検出モード

検出モードは４タイプ。

Hilbert はあまり見たことありませんが、カラーがありつつも濁りのないリッチなサウンドでかなり良いですね！

無段階のステレオリンク機能と合わせて、マスターバスでもいい仕事してくれますよ。

VUメーターは見た目がかっこいいだけでなく、音楽的に何が起こっているのかがディスプレイよりも直感的に判断しやすいという利点もありますね。

インプット、アウトプット、ゲインリダクションを切り替えできます。

CPU

CPUへの負荷は軽い方ですので、気兼ねなく使っていくことができます。検出モードなどによる負荷の違いもほとんど見られませんでした。

fabfilterのPro-C2よりは気持ち高いかなくらい。

参考音源

メーカーによる紹介音源

メーカーページにビフォーアフターを聴き比べられる音源があります。

まとめ

シンプルながら一つ一つの機能がよく考えられていて妥協なく作られているのがわかります。

クセも強すぎず弱すぎず、負荷も軽い、サウンド的にも操作的にも非常に扱いやすいコンプです。

ノブの挙動を細かく設定できるあたりにも使う側に立ったこだわりを感じますね。

倍くらいの値段でもおかしくない品質のプラグインだと思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね！

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