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ナッシュビルの老舗コンソールメーカー Harrison Consoles のバス・プロセッシング・プラグイン【32C Bus】の紹介です。
【32C Bus】は Harrison 32C を正確にエミュレートしたコンソールをプラットフォームの中心に据えたDAW【Mixbus32C】のバスストリップ部分を抜き出したものです。
名前の通り、サチュレーション、バスコンプ、EQ、リミッターがセットになったバストラックをいい感じに処理できちゃう系プラグインです。
ウォームなアナログ・コンソール・サウンドをお求めの方にオススメのプラグインとなっております。
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目次
32C Bus の特徴と機能紹介
VUメーターの質感とかめっちゃいい味出してますよね。
音も見た目のイメージ通りな感じですよ。
テープ・サチュレーション
DRIVEは「ちょっと通すだけでもなんかいい雰囲気になる系」のサチュレーションです。
存在感がどうこうというよりも、トラックを馴染ませるのに最適なかかり方ですね。
もちろんバイパスすることもできます。
バス・コンプレッサー
サイドチェイン・ハイパスフィルターを備えたコンプレッサーです。
SSLのバスコンプなんかと比べるとかなり落ち着いたサウンドになりますので、使い分けるとより幅広いジャンルに対応できそうです。
EQ
ミックスのバランスを簡単に微調整できる3バンドのイコライザーです。
ローシェルフフィルターは300 Hz、ミッドバンドフィルターは800 Hzでそれぞれ固定となっていて、ハイシェルフフィルターのみ周波数をいじれます。
な〜んだ固定か〜と思うかもしれませんが、使ってみると納得の使いやすさです。
PRE COMP ボタンを押すとエフェクトの順番がコンプ→EQからEQ→コンプに変わります。
リミッター
あると安心、不用意なゲインアップによるクリッピングを避けるためのリミッター(スレッショルドは-2dBで固定)も付いています。
参考動画
まとめ
ウォームで落ち着いた大人なサウンドの傾向ですので、ソリッドなアゲアゲサウンドを求めている方はちょっと合わないと思います。
EDM全盛の昨今、Harrison製品がイマイチ勢いがないのも分かる気がします。
一方で、生楽器やトラディショナルなジャンルとの相性は抜群にいいと思います。
ブルースやカントリーあたりからストーナー系のロック、ソウル、ファンク、アコースティックものなんかにも試してみたくなるようなサウンドです。
ぜひ伝統的なアナログコンソールサウンドをお試しください!
違う傾向のバスコンプがいいな〜って方はやっぱりSSL系がおすすめです。
本家によるプラグイン【SSL Native Bus Compressor 2】、
またはDAWの【Reason Studio】(レビュー記事はこちら)はミキサーがはじめからSSL9000ですのでバスコンプもSSLが標準搭載されています(プラグインとして他のDAWでReasonのSSLバスコンプを使うこともできます)。
購入はこちら
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