有名アンプ、エフェクトがわんさか入った、アンプ・モデリング・キャプチャー・プラグイン!HeadRush【ReValver Suite】使い方&レビュー

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今回はハードのペダルボードやスピーカーも人気急上昇中のメーカー HeadRushアンプ・シミュレーター・プラグイン ReValver Suite の紹介です!

プロファイル・アンプの先駆け Kemper や、ちょっと前に話題になった Tonex なんかと同じく、既存のアンプやペダルを解析して自分のものにできちゃう系アンプです。

まあ、クローンとは言っても解析アルゴリズムが違えば傾向も違ってきますので、この辺はお好みですよね。

というものの仲間ではありますが、ReValver Suite は元から有名なペダルやアンプのモデリングがこれでもかと入っていますし、操作性もペダルボード感覚でいけますので、解析&取り込みにまったく興味がないギタリスト/ベーシストにもめっちゃオススメです!

ReValver Suite の特徴と機能紹介

ReValver Suite には標準で色々なアンプやスピーカー、エフェクターのモデルが入っているReValverと、自分でアンプをモデリングしたり、モデリングされたアンプをクラウドから使えたりするAmp Clonerの二つが同梱されています。

ReValver

使い方は思ったよりもシンプルです。

ReValverの信号は、インプットセクション→アンプ前エフェクト→アンプ&キャビネットスピーカー→アンプ後エフェクト→アウトプットセクション、という流れになっています。

各セクションをクリックしてお好きなエフェクトやアンプを配置すればOK!

エフェクトとアンプは上下2段になっていると思いますが、2chステレオで左右から違うアンプの音を出したりなんかもできますよ。(もちろん1chステレオでも使えます)

インプット・セクション

シンプルなノイズゲートと、チューニングの種類や基準ピッチの設定もできちゃう本格的なチューナー入り。

VUメーターのところにある入力ゲインを自動でちょうど良いくらいに設定してくれる機能が素晴らしいです。

ACTはギターの音を変えられるエフェクター(アコギの音や別のギターの音など)ですが、変えたい音のサンプルとなるオーディオデータを読み込んで使う感じになります。

面白い機能ではありますが、これ系は昔散々遊んだのでもういいかな。

プリエフェクト

有名なペダル・エフェクトをモデリングしたものがこれでもかと入っていますので、代表的なものを紹介します。

  • Fulltone OCD
  • Darkglass Microtubes B7K Ultra V2 Bass Preamp
  • Budda ZenMan OD/Boost
  • Boss DS-1
  • DOD Overdrive Preamp 250
  • Ibanez TS808
  • Klon Centaur
  • MXR Distortion
  • Dunlop JH-OC1 Octavio
  • Dunlop Fuzz Face
  • Marshall Guv’nor OD
  • ProCo Rat
  • EHX Big Muff Pi
  • Xotic RC Booster
  • Digitech Crescendo
  • Budda Chakra Compressor Model
  • Ross Compressor
  • Electro-Harmonix Freeze
  • Providence Dual Bass Station DBS-1 Bass Preamp
  • Dallas Rangemaster Treble
  • MXR Cry Baby
  • Budda Budwah
  • Digitech Whammy
  • Morley Wah
  • Vox V486
  • Digitech Space Station
  • Ernie Ball Volume Pedal
  • Boss Acoustic Simulator
  • Budda Karma Chorus Model
  • Boss CEB-3 Bass Chorus
  • Boss CE-1 Chorus
  • Boss OC-2
  • Boss TR-2
  • Digitech Drop
  • DOD FX25 Envelope Filter
  • TC Electronic Thunderstorm
  • Moog Ring Modulator
  • MXR Phase 90
  • EHX Small Stone
  • Mu-Tron 3 Envelope Filter
  • Uni-Vibe
  • EHX Deluxe Memory Man
  • Budda Smsara Delay Model
  • Moog Moogerfooger MF-104Z Analog Delay
  • Boss PS-3
  • Boss DD-5
  • Fender Spring Reverb

Moogのエフェクトが入っているのは同じinMusic傘下だからでしょうか?

その他にも、Avid関連の会社だけあってAvidのエフェクトなども多数入っていたりします。

また、サードパーティ製のエフェクトを読み込んで使うこともできますよ。

ペダル系はオートメーションで操作することもできます。

アンプ&キャビネット・スピーカー

アンプも有名どころが沢山入っていますので、もうこれだけで一生遊べると思います。

  • ‘64 Vox AC30
  • ‘66 Vox AC30
  • 2011 ENGL Powerball 2
  • ‘67 Fender Bassman
  • ‘67 Fender Twin Reverb
  • ‘64 Fender Deluxe Reverb
  • ‘65 Fender Prinseton
  • ‘67 Fender Dual Showman
  • ‘65 Fender Super Reverb
  • ‘69 Ampeg SVT 300w Bass Amp
  • ‘66 Ampeg Portaflex B15-N Bass Amp
  • ‘83 Gallien-Krueger 400RB Bass Amp
  • 2004 Hartke LH1000 Bass Amp
  • 2009 Budda Superdrive 2
  • ‘92 Mesa/Boogie Dual Rectifier
  • ‘85 Mesa/Boogie Mark llc+
  • 2003 Diezel Herbert
  • ‘84 Roland JC120-H
  • ‘62 Marshall Bluesbreaker
  • ‘82 Marshall JCM800
  • ‘90 Marchall JCM900
  • ‘93 Matchless DC30
  • ‘67 Marshall Super Lead Plexi
  • 2009 Peavey 3120
  • 2005 Peavey 6505
  • ‘99 Peavey Classic 30
  • 2009 Peavey Masterpiece 50
  • Peavey ValveKing Mk 2
  • 2011 Peavey Triple XXX 2
  • ‘97 Bogner Ecstasy 101B
  • 2005 Orange AD30HTC
  • ‘89 Soldano SLO-100

それらのアンプに対応したスピーカーも一通りそろっています。

組み合わせとかをいじりだすと一生やってそうなので基本ヘッドとそろえて使ってます。

マイクも有名どころがずらり

マイクの設定もちゃんと切り替えられるこだわりよう。

ポストエフェクト

アンプの後段には高品位なラック・エフェクトがそろっています。

アウトプット・セクション

アウトプットセクションにもリバーブ、EQ、コンプが付いています。

デモ制作時はここにもリバーブがあることに気付かずにポストエフェクトでリバーブをかけましたw

2chでも使えることは前述しましたが、こちらで左右にパンを振ったり、左右の遅延時間を調節したりできますよ。

Amp Cloner

お好きなアンプの音を解析し取り込めるAmp Clonerですが、すでに膨大なモデルが取り込まれていたりします。

さらにクラウドから検索してダウンロードすることもできますので、新たに自分で取り込まなくても十分強力に使えますよ。

Clonerで取り込まれだものはRevalver内でも使えます。(Amp Cloner Playerというヘッドを選択)

ちなみに、解析の仕方はチュートリアルできちんと解説してくれます。

参考動画

メーカーによる紹介動画

短い曲を作ってみた(デモ動画)

個人的に歪み系で一番好きなアンプである Soldano SLO-100 を使ってます。

ギタートラックのエフェクトはReValver側でコンプとリバーブをかけ、DAW側で多少のローカットを入れているだけです。

まとめ

他にも、録音されたオーディオファイルを読み込ませることによりアンプの音を覚えさせたり、EQ曲線を分析してトラックに適用するエフェクトなど、とにかく盛りだくさんな内容となっております。

が、入っているエフェクターやアンプが全て自分のお好み通りに再現されているとは限りません。

これは技術的な問題だけではなく、「このアンプといったらこういう音だよね」というイメージの人による違いも大きいと思います。

なので、とりあえずデモってみて、自分の使いたいアンプが良い感じに再現されていると思ったプラグインを選ぶのが正解なのかもしれません。

まあ、私は大好きなソルダーノの音がドンピシャだったので、もうそれだけで満足ですけどね。

全体的な傾向としてはアナログ感のある音が特徴で、デジタルっぽいジャリっと感が苦手な方にもオススメできると思います。

ぜひ、お試しください!

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