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人気のエフェクトPUNISHやエピックなドラム・サウンドといったらなDamageでお馴染みのメーカーHeavyocity。
色々な意味でゴツい製品が多いメーカーですが、珍しく(?)コンパクトなプラグインを投下してきたので早速レビューしていこうと思います!
今回発表された MicroFXシリーズはフィルター(MicroFX Filter)、ディストーション(MicroFX Obscene)、リバーブ(MicroFX Shimmer)の3つで、それぞれシンプルながらHeavyocityならではのサウンドクオリティの高さと、小難しいパラメーターなしで直感的に音作りができる工夫がされているのが特徴のプラグインとなっております。
コンパクトエフェクターのようなノリで気軽に使えるのに複雑なモジュレーション効果まで作れちゃうという、普段使いしやすいプラグインですよ。
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目次
MicroFX シリーズの特徴と機能紹介
共通の機能
3つのプラグイン共通の機能がいくつかあります。
MicroFXシリーズの大きな特徴の一つとなっているのがモジュレーション付きのXYパッドです。
割り当てられるパラメーターはエフェクトによって違いますが、基本的に使い方は同じです。
モジュレーションがオフの場合は標準的なXYパッドとして機能し、パッド上をドラッグして音作りできます。
直感的に素早くエディットできるのがXYパッドの良いところ。
モジュレーションをオンにすると、モジュレーション用のコントロールが有効になります。
モジュレーションはXYパッド上に自由に直接書いていけます。(ノードの数は最低2つから最大15個まで)
ノードの設置はダブルクリックやショートカット、移動はドラッグでできますので、音を聴きながらサクサク編集していけますよ。
スピードの変更や、
進む方向なども選択できます。
インプットとアウトプットのゲインとDry/Wetのミックスも共通です。
MicroFX Filter
コンパクトながらデュアル・フィルター仕様となっております。
パッドの割り当ては、Xがカットオフ、Yがレゾナンス。
- Drive・・・サチュレーション、ディストーションを加えます。
- Dirty・・・フィルターとドライブのキャラクターをよりワイルドなものに。
- Offset・・・2つのフィルター間のカットオフ・オフセットをコントロールします。
- Env Follow・・・エンベロープ・フォロワー。入力信号でカットオフをコントロールできます。
- Invert Filter 2・・・オンにするとフィルター2のカットオフが反転します。
2つのフィルターはローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチ、コム、バイパスから選べます。
また、フィルターのルーティングも直列、並列、L(フィルター1)/R(フィルター2)、M(フィルター1)/S(フィルター2)から選択できます。
見た目はシンプルですが、サウンドバリエーションはめっちゃ広いです!
MicroFX Obscene
3つのモードを持ったマルチステージ・ディストーション。
3つの異なるフレーバーのディストーションと内蔵フェイザー、リングモジュレーターを搭載していてゴリゴリの歪みまで対応可能。
パッドの割り当ては、Xがドライブ、Yが内蔵フィルター/リングモジュレーターの周波数。
- Tone・・・エフェクト全体のトーン。
- Movement・・・内蔵のフェイザーをブレンドします。
- Feedback・・・フィードバックのレベルを調整。
- Ring Mod・・・内蔵のリングモジュレーターをオンにします。
- BLASTER・・・ギターペダル風のハイゲイン・ディストーション。
- CRUSHER・・・ビットクラッシングを含むノイジーなディストーション。
- NUKE・・・荒々しいファズ風のディストーション。
3つのモードいずれも良い感じで歪みますよ!シンセとの相性も抜群です。
軽くかけて音を太くしたりカラーを変えたりしてもいいですし、モジュレーションをかけてトリッキーかつ破壊的なサウンドにしても面白いですよ。
MicroFX Shimmer
ピッチシフト・ディレイ+ヴィンテージ・アルゴリズム・リバーブによるシマー・エフェクト。
クラシックなシマー・リバーブ(ディレイのフィードバック・ループにピッチ・シフトを加えたもの)を再現したものです。
パッドの割り当ては、Xがピッチシフト・ディレイのブレンド具合を調節し、Yでダンピングと全体の明るさを調節する感じ。
- .Octave Selection・・・ピッチシフトのタイプをDown、Down&Up、Upから選べます。
- Size・・・リバーブのサイズとディレイタイムを調整。
- Decay・・・リバーブのディケイサイズとディレイのフィードバックをコントロール。
- Modulation・・・モジュレーションの適用量をコントロール。
- Dynamics・・・内蔵のダイナミクス・エフェクトをコントロールします。エクスパンダー/ダッキングをかけることができます。
ふわっとしたアンビエントなサウンドスケープ作りにうってつけのエフェクト。
揺らぎとモジュレーションの組み合わせも最高です。
参考動画
まとめ
一見すると「どーしたHeavyocity?!」って感じのプラグインですが、中身はしっかりとらしさをキープしつつも幅広い層にアピールできるものになっていると思います。
3つのエフェクトいずれもコンパクト・エフェクター並みに少ないつまみで多彩なサウンドバリエーションを実現しているのがすごいですね。
また、直感的に操作できるXYパッドでサウンド・エディットを容易にしつつ、そのままモジュレーションのエディットも簡単にできてしまうのがめちゃくちゃ便利です。
一番使用頻度が高いのはフィルターだと思いますが、ディストーションとリバーブも使える場面が多そうなので、3つまとめてゲットしちゃっても損はないと思います!
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