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トルコに本社を置くデベロッパーNoiseAshのEQプラグイン【RULE TEC EQ1A】の紹介です!
名前と見た目の通り Pultec EQP-1A をエミュレートしたEQプラグインですね。
Pultec EQP-1A は、私が生まれる前の製品ながら今だに重宝されている人気のパッシブ・イコライザーで、エミュレート・プラグインも無料のものから高価なものまで色々なメーカーのプラグインが出回っています。
その中で NoiseAsh の Rule Tec EQ1A は「がんばってオリジナルに近づける系コンセプト」のプラグインで、ナチュラルなサチュレーションとメイクアップゲイン、アナログ感のあるEQサウンドといったPultechEQに期待するものをちゃんとカバーした、見た目の期待感を裏切らない製品に仕上がっております。
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目次
RULE TEC EQ1A の特徴と機能紹介
使い方
左側がローバンドのコントロールで、4段階の周波数セレクトLOW FREQUENCY、シェルビングタイプのBOOST、ブーストした上の端あたりをカットするATTENUATION、という特徴的な3つのノブがあります。
真ん中はハイバンドのブーストになり、7段階の周波数セレクトHIGH FREQUENCY、ピーキングタイプのBOOST、Q的なBANDWIDTH、で構成されています。
右側はハイバンドのカットになり、3段階の周波数を選んで、ATTENUATIONでカットするというシンプルなもの。
通しただけで音が良くなる?
と言われる Pultec EQP-1A ですが、もちろんその辺りもエミュレートされています。
上のアナログスイッチをオンにするとトータル・ハーモニック・ディストーションとサーっていうハムノイズがプラスされます。
ちょっぴりアナログな雰囲気が出ますが、クリーンなサウンドを目指すなら控えておいた方がいいでしょう。
で、下の V-BUMP が「通しただけで〜」のメイン要素である真空管によるゲイン補正をエミュレートしたもの。
ですがOFFにしても通しただけ効果はちょっぴりあります。
オーバーサンプリングとCPU
オーバーサンプリングも備わっています。
オーバーサンプリングがオフの状態の負荷はこんな感じです。
で、オンにすると、
ちょっぴり増えた?っていうレベルですが、音質は明らかに変わります。
プラグインによってはオーバーサンプリングを使うとCPUをごっそり持っていくものもありますが、逆に不安になるくらい変化が少ないです。
でも音はちゃんと変わっているから、まあ喜んでおきましょう。
参考動画
まとめ
音を太くしたい、前に出したい、存在感を出したい、ローエンドを良い感じにコントロールしたい、といった要望にしっかり答えてくれる実力のあるプラグインです。
ぶっちゃけ「Pultec系プラグインはもう見飽きた」という方もいらっしゃると思いますが、同じハードウェアを参考にしていたとしてもメーカーによって傾向は違いますので、使う人や使う対象(曲やジャンル)との相性も変わってくるものです。
ですので、「Pultec〜パッシブ〜」と書いてあっても1つ1つ全く別のプラグインと思って試すといいでしょう。
さあ、NoiseAsh の RULE TEC EQ1A があなたの好みに合うかどうか、ぜひ無料DEMO版(リンク先のインストーラーがDEMO版になります)を使ってチェックしてみてください!
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