ショートカットはこれ1台におまかせ!な左手デバイスBRAIN MAGIC【Orbital2】はDAWでも使えるらしい

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ちょっと前にネット広告で見かけたこちらの商品。

所謂左手デバイスというやつで、パソコンのキーボードで操作するショートカットやマウスの右クリックやスクロールなどの様々な機能を割り当てて作業を効率化できるよ、という商品です。

以前見かけた時は「なんか便利そうだけど動画や写真編集、イラストとかで使うやつなんだろうな〜」とスルーしましたが、どうやら音楽系のソフトでも使えるようです。

Orbital2 ってなんだ?

Orbital2は株式会社BRAIN MAGIC (BRAIN MAGIC Inc.)の製品で、従来のキーボードよりも直感的な操作で作業を効率化させるためのクリエイター向けデバイスです。

  • 画期的なOrbitalエンジンによる柔軟な機能設定
  • 洗練されたデザイン
  • 省スペース
  • こだわりの国内生産

といった機能が特徴の製品ですね。

mybestさんによる左手デバイスランキングでも2位にランクインしています。

他の左手デバイスと比べるとOrbital2はほんとキーボードの名残ゼロです。
それがいいところですね。

紹介動画

上記の動画のように左手で操作するわけですが、デバイスとソフトの仲介役的なソフトの(こちらで色々割り当てたり設定したりする)のおかげで、見た目以上にかなりたくさんのショートカットや操作を割り当てられる(片手でいけるキーボードのショートカットよりは遥かに多いでしょう)ようです。

またソフトの切り替えにも簡単に対応できるようですので、DAWを切り替えても同じ操作でサクサク作業していくことができそうです。

DAWでの参考動画

Cubase Pro 10 で使っている動画

こちらの動画チャンネルINSTチャンネルを運営されているコヒ蔵様のインタビューが公式サイトに掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

Protoolsでの活用術

省スペース

デバイスのサイズはこんな感じです。

ので、こんなところにも乗っけられちゃうかも。

うまく配置すればかなり省スペースになりそうですね。

DTMの作業効率化

DTMの作業効率化といったら、PRESONUSのFaderPortやICON DIGITALのPLATFORMのようなMIDIコントロール・サーフェスフィジカルコントローラーと呼ばれるものが一般的です。

ICON DIGITAL ( アイコンデジタル ) / PLATFORM NANO

ただ、これらのコントローラーはあくまでもコンソール部分の操作がメインですので、制作というよりはミックス時に威力を発揮するものです。

切り貼りしたりバウンスしたりモードを切り替えたりといった制作部分のショートカットの部分はあまりカバーできないんですよね。

それで皆さん相変わらずパソコンの前にキーボードは欠かせないし、なんならDAWのショートカットがプリントされたキーボードカバーみたいなのもあるわけです。

私も「そんなものかな」と思いながらキーボードのショートカットを使っていますが、やっぱり不便さは日々感じております。

  • ショートカット覚えるのがめんどくさい
  • DAWを切り替えるとショートカットも変わる
  • かといって設定でショートカットを同じにする一手間もな〜
  • キーの組み合わせによっては左手が変な角度に
  • 両手で押すしかなかったりするものも

もちろん、自分がよく使う操作に合わせてショートカットは設定していますが、それでもやっぱり片手で押せるショートカットって限られてきますからね。

やっぱり左手デバイスってあるといいのか〜なんて考えちゃいます。

波形編集をたくさんやる方やエンジニアの方なんかはとくに重宝するのではないでしょうか?

ネックになる点

気になる点としましては、1つはお値段ですね。

税込¥35,200ですのでだいぶお高い方ですが、良いフィジカルコントローラーだと思えばそんなものなのかなという気がしなくもない?

かなり良いパーツを使っていて耐久性もかなり高いみたいです。
よくあるプラ感全開で操作感もあきらかに悪い安いフィジコンみたいなのとはクオリティの次元が違うぜ!ってことですね。

もう1つは、接続がUSBによる有線接続なことです。

DTMerの方はとにかく周辺機器が多いですよね。

オーディオインターフェイス、MIDIキーボード、外付けハードディスク、フィジカルコントローラーなど、USBの接続機器がやばいことになっている方も多いと思いますので、USBハブを使ったりしてその辺りのやりくりは必要になってきそうです。

コントローラー付きのMIDIキーボードをお使いの方なんかはその分ポート数も減りますので導入しやすいかと思います。

スペースが空いているキーボードだったら、省スペースでも使えるトラックボールマウスOrbital2を乗っけて操作を完結させることもできちゃいそうです。

詳しくはこちら