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革新的なサウンドを生み出すMIDIツールで人気のメーカー Pitch Innovations の新製品【Rhythm Box】の紹介です!
Rhythm Box は、ざっくり言ってしまうとラップトップで制作している方を想定したサンプラー内蔵のリズム・シーケンサー・プラグインです。
自分もラップトップを愛用していますのでよくわかりますが、Macbookとかを持ち歩いていつでもどこでも音楽制作というスタイルですと、できるだけ荷物は少なくコンパクトなほど良い、となるもの。
何かアイデアを思いついてちょっとメモるみたいな時にあれこれセットアップするのは手間ですからね。
ただ、MIDIキーボードもマウスもない状態(つまりタッチパッドメイン)で色々実験したり打ち込んだりするのもなかなか大変だったりします。
そういったモバイル環境でのワークフローの悩みを大幅に解消しちゃうぞ!っていうプラグインとなっております。
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目次
Rhythm Box の特徴と機能紹介
具体的に何ができるのかというと。
- ラップトップの(ラップトップじゃなくてもいいんだけど)キーボードを鍵盤として使える。
- かなりこだわったシーケンス・パターンを組める。
- キーボードでシーケンス・パターンをトリガーできる。
- 非常に使えるランダム機能で色々なシーケンス・パターンを実験できる。
- ホストとして他社のシンセやリズムマシンを鳴らせる。
- マルチ・サンプラー内蔵で手持ちのサンプルも使える。
あたりがメインとなる機能ですね。
ラップトップ・キーボード → リズム・シーケンサー
シーケンスのパターンは8つ(キーボードの数字キー1〜8に対応)まで組みことができます。
基本的なシーケンスの組み方は、下にあるシェイプ・ブロック(それぞれ4分音符や16分音符などが設定されている)を上のパターンにドラッグ&ドロップして好きな組み合わせを作ります。
演奏されるたびにランダムなパターンになるシェイプ・ブロックがかなり面白く実用的です。
毎回違ったフィルが入るパターンとして使ってもいいし、とりあえずランダムに演奏させて「これだ!」と思ったリズムで固定することもできます。
ちなみに、アルペジェーターも付いていますので、シンセのシーケンスパターンを作るのにも活躍します。
横のキーで瞬時にテンポを倍や半分にすることも可能です。
また、MIDIトリガーが割り当てられているオクターブを変更する機能もあります。
Rhythm Box はラップトップのキーボードでなんちゃらというキャッチフレーズですが、もちろん普通にMIDIキーボードでも使えます。
ただし、MIDIキーボードで演奏する場合、トリガーに設定されているオクターブはトリガーとして機能するため普通に鍵盤としては弾けません。
そこで、例えばアルペジェーターとしてコードを演奏しながらトリガーでリズムパターンを切り替えていく、という使い方をする場合はコードで使用しないオクターブにトリガーを設定するといいでしょう。
セッティング
でもって、こちらのセッティングでシーケンスのより細かいところをいじっていく感じになります。
マルチサンプルを使っている場合は、アサインされている他のサンプルを組み合わせたパターンを組むことができます。(ただ同時発音はできないっぽい)
なので、キックやスネアなどを組み合わせたドラムパターンを組むことも一応はできます。
こちらは各ノートのベロシティとミュート。
各パラメーターごとにランダム機能が用意されていますので、気に入ったのが出るまでテキトーに押し続けるのもアリ。
こちらはノートの長さとタイの設定。右クリックでノートのミュート切り替えもできます。
で、こちらはノートのディレイ(ノートを前後にずらしてグルーヴを作ることができます)と半音単位でのトランスポーズ。
アルペジェーターでコードを押さえなくてもトランスポーズを使ってフレーズやアルペジオを作ることができます。
いくつかのフレーズパターンを作って、それをトリガーで切り替えながら色々な組み合わせを試してみたりするのもいいですね。
シーケンサーのオン/オフと全体的なコントロールも用意されています。
ミュージカル・タイピング
キーボードへの機能の割り当てはこんな感じになっています。
オクターブシフト、ベロシティの切り替えに加え、全体またはパラメーターごとのランダムキーも用意されていますので、トリガーで演奏しながらパラメーターをランダムに変えていくことができます。
かっこいいフレーズ探しで実験してみるもよし、パフォーマンスとして使うもよし。
MIDIレコーディング
そんな感じでいじくり回したシーケンス・パターンの使い道ですが、トリガーをMIDIノートで打ち込むよりは書き出してしまった方が安定して再生されます。
ちょっと目立たないですが、Rhythm Box は右下にある MIDI REC ボタンを使いリアルタイムでMIDI情報をレコーディングすることができます。
使い方としては、まず MIDI REC ボタンを押すと待機状態になりますので、好きなタイミングで演奏を始めてください。
トリガーを色々な組み合わせで演奏してもいいし、途中でランダムボタンを押して切り替えてみるもいいですね。
アルペジェーターで演奏されたノートはもちろん、ベロシティなどのパラメーターもそのまま記録されます。
演奏が終わったらストップボタンでレコーディング終了。
録音したものはDAWにドラッグ&ドロップで貼り付けることができます。
MIDI情報ですので、貼り付けてから音源やサンプルを差し替えてみたりしてもいいですね。
かっこいいフレーズが出来上がってから録音してもいいですし、ランダムシェイプを使ってアドリブ的に録音して後から良いところを抜き出すのも良いと思います。
サンプラー
サンプラーはシングルとマルチを切り替えられます。
お手持ちのサンプルをドラッグ&ドロップして使えますが、一応サンプルキットも付いてきますのでそこから選ぶこともできます。
機能的にはシンプルにADSR、ピッチ、ゲインを調節できます。
いかにもトリガーノートを変更できそうな雰囲気を醸し出していますが、矢印をクリックしてもドラッグしてもスクロールしても直接入力しても変更できませんでした。マニュアルにも載ってなかったのでお手上げ状態です。
まあ、別にできなくても何も問題ないですけどね。
プリセットとホスト
ジャンルごとに充実したプリセットも用意されています。
Rhythm Box をホストとして使う場合は、コントロールしたいインストゥルメントをリストから選ぶだけでOK。
こんな感じであらかじめスキャンしておく感じです。
CPU
CPU負荷はだいぶ軽いので、気軽に使えるのも魅力です。
参考動画
まとめ
MIDIキーボード的なものがない状態のラップトップのみで即興的に演奏しながら色々試せるのが良いですね!
そして、さらにそれをそのままレコーディングできるというのが気が利いています。
ちなみに、スタンドアロン版も付いていますので、さっと立ち上げて色々実験してみることができます。
個人的には普段あまりランダム機能は使わないタイプなのですが、Rhythm Box のランダム機能はかなりよく考えられていて活用しやすいと思いました。
一点、ダメ出しというわけではないが、個人的にこうだったら良いなと思った点はサイズ感です。
Teenage・・みたいなかわいくてお洒落なGUIは気に入ったのですが、これってデザイン的にはラップトップというよりスマホにピッタリなのでは?
というわけで、スマホ版もあって連携できたりなんかすると最高かも?なんてのが私の勝手な感想です。
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
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