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ハイクオリティのアナログサウンドが特徴の扱いやすいプラグインを開発しているメーカーPSP Audioware 。
今回はそんなPSP製品の中から、コンプレッサー・プラグイン【PSP FETpressor】を紹介します!
その名の通り1176のようなFETタイプのフィードバック・コンプレッサーですね。
ぱっと見1176系コンプのお仲間かと思いきや、実際に使ってみると機能的にも音的にもだいぶ違う感じですのでそういうわけではないのかも。
思っていた方向性とはちょっと違いましたが、通すだけでも良い感じになる個性的なサウンド、スムーズなワークフロー、そして軽い、とかなり使いやすいコンプですよ!
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目次
PSP FETpressor の特徴と機能紹介
各コントロール
コントロールはメインパネルのみ。特に隠し要素はありません。
アタック、リリース、レシオ、サイドチェイン・ハイパス・フィルター、スレッショルドとお馴染みの機能が並んでいますので、コンプに慣れている人でしたら普通に初見で使えます。
アタック・タイムが逆になっていることもなく、レシオはシームレスに回るダイヤル式、圧縮量もインプット量ではなくスレッショルドで調節するタイプとなっています。
あとは、処理チャンネルの切り替えスイッチ、メイクアップゲイン、左右チャンネルのリンク/非リンクの切り替え(50%があるのが何気にうれしい)、Dry/Wetとバイパススイッチ、という構成になっております。
特徴的なのはレシオに1:1が用意されていること。
メイクアップアンプと出力トランスエミュレーションを搭載していますので、俗に言う「通すだけ」でも効果的な音色変化が得られますよ。
パラレルコンプ用のDry/Wetミックスはデフォルトだと75%設定で無効になっており、使う時にオンするタイプ。
BLENDの字をクリックして有効/無効を切り替えます(消灯してると無効)
Wet100%の音を確認する時にいちいちダイヤルを100まで回さなくていいのも便利。
PSP infiniStripとの違い
同社のチャンネル・ストリップ・プラグイン【PSP infiniStrip】にもFETpressorを元にした同名のコンプが入っています。
PSPの技術と経験が詰め込まれたチャンネル・ストリップ・プラグイン!PSP Audioware【PSP InfiniStrip】レビュー「単体版って音同じなのかな?」と長らく疑問に思っていたので実際に比べてみたところ、全然違いました。
同じ設定ではもちろん違いますし、同じ音になるように色々いじってもなかなか難しい感じです。
FETタイプのイメージであるパツっとしたハードニーな音は、どちらかというとinfiniStripに入っているFETpressor方が近いです。
単体版はもう少し緩い感じで、色付けやレベリングに向いているような印象です。
CPU
CPU負荷はだいぶ軽いですので気軽に使えますよ。
軽いのでお馴染みのPro-C2ともいい勝負。
参考動画
まとめ
【PSP infiniStrip】はだいぶ前から愛用していたので、長年の疑問が解けました。
トランジェントやサスティンをコントロールしたりするような細かい作業はinfini内のFETpressorの方が得意な感じです。
一方で今回紹介した単品版は、サウンドを太くしたい、パンチを加えたい、引っ込んだサウンドを前に出したいなどの用途に最適だと思います。
少し高音域に特徴のある音なので、抜けを良くしたいトラックをパラレルコンプでコントロールしても良いですね。
楽器問わず日常的にガンガン使っていけるコンプですので、ぜひチェックしてみてください!
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