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ドイツのプラグイン・デベロッパー Yum Audio のマルチバンド・ステレオイメージャー・プラグイン【Spread】を紹介いたします。
Spreadは入力信号を4つのバンドに分け、それぞれのステレオ幅とパンを独立してコントロールすることができるプラグインです。
ローエンドだけをモノラルに寄せたり、ハイエンドのステレオ幅だけを広げたり、また特定の周波数だけパンを振るような使い方もできちゃう、非常に便利なソフトです。
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目次
Spreadの特徴と機能紹介
Crossover section
各バンドの周波数帯域を決めるセクションです。
スライドバーを左右に動かしながら、いじりたい帯域を直感的に選ぶことができます。
バンドのソロボタンをオンにして調節するとやりやすいですよ
Width controls
ステレオ幅はガッツリ広げることも、完全にモノラルに狭めることもできます。
上の丸いところを左右に動かすとパンを振るできます。
ステレオ幅のコントロールとパンを振るのを同時にできるのが特徴ですね。
各バンドはそれぞれオン/オフ(必要ないバンドは無効にできます)とソロボタンがついています。
便利機能
こちらはDry/Wetみたいな感じで使えます。
ステレオを広げた音やパンをふった音をうっすら原音に混ぜたり、なんてことができます。
アウトプットゲインもちゃんと付いています。
ステレオ幅を変えるとゲインも少し変わったりするので、やっぱりあるといいですね。
プリセット
プリセットも充実しています。
4バンドをそれぞれいじる必要があるので、やりたいことが決まっている場合はデフォルトの状態から始めるよりもプリセットをベースに調整した方が早いです。
参考動画
まとめ
ステレオ幅やパンのコントロールはめっちゃスムーズで自然です。
また、各バンドごとにMSとHaasという2つのモードから選択できるのが大きなポイントです。
なんかしっくりこない時は切り替えてみるといいでしょう。
ミックス時にトラックやバス、ループのステレオイメージをコントロールしたり、マスタリングでの繊細な微調整にも使えるプラグインです。
ぜひお試しください!
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